会社情報

VISION

Space within Your Reach 〜宇宙を普通の場所に〜


私たちは小型衛星技術のパイオニアとして、宇宙ビジネスの先頭に立ち続けることで、従来の宇宙利用の常識を打ち破り、地球上のあらゆる人々が当たり前のように宇宙を使う社会を創ります。
この目的を達成するためにメンバーに求める3つの指針を、弊社では「Axelspace Way」と表現しています。

AXELSPACE WAY

Go beyond what we are

Lead each other

Celebrate challenges

CEO メッセージ

宇宙をより「当たり前」の場所にするために

この間、事業そのものにも、事業を取り巻く環境にも、劇的な変化がありました。創業当初は「マイ衛星」という概念を打ち出し、民間企業が衛星を所有・活用することは夢ではないと訴えるところから始まりました。

2015年には、宇宙の価値をより多くの人にスピーディーに届けていくために、衛星データソリューション事業であるAxelGlobe(アクセルグローブ)を立ち上げ。現在、5機の光学地球観測衛星で日々世界の様子を捉え、さまざまなビジネスインサイトをお客様にお届けしています。こうしたデータは農業や災害監視、報道、環境など、多様な用途での活用が進んでおり、顧客・パートナーは世界30カ国以上に広がっています。

2010年代後半には日本政府も宇宙産業の育成に本腰を入れ始め、加えて多くの非宇宙業界の大企業も宇宙への関わりを深めたことから、宇宙は成長産業として社会的な注目を集めるようになりました。アクセルスペースでは、急速に高まる小型衛星開発需要へ応えるため、汎用的な衛星システム設計を取り入れ、多品種量産に対応する新たな衛星開発手法の構築を決定。2022年にそれまでの専用衛星開発事業をAxelLiner(アクセルライナー)事業へと昇華させました。多数の衛星が毎月のように打ち上がる時代に向けて、研究開発および事業開発を加速させていきます。

これまで、宇宙はその特殊性、つまり「他とは違う」ことこそが価値でした。しかし、多くの企業が宇宙に参入し、周辺産業も巻き込んで急速な発展を遂げつつある今、宇宙のそうした「特別」を、いかに地上の「普通」に近づけられるかが、事業成功の鍵を握ります。アクセルスペースは創業初期から“Space within Your Reach(宇宙を普通の場所に)”をビジョンとして掲げており、組織・事業の構造の変革を通じて、宇宙業界の進化に貢献してきた自負があります。組織面では、国籍や年齢、業界にとらわれない幅広い人材を集め、多様性に富んだ活力のあるチームを作ってきました。事業面では、最先端のデジタル技術やセキュリティ技術を自社の新たな強みとすべく、専門の組織を作った上で積極的に取り入れ、ソフトウェア中心のビジネスモデルへの転換を図ってきています。

また、サステナビリティの観点でも、アクセルスペースは宇宙空間をビジネス利用する責任ある事業者として、積極的な取り組みを進めています。サステナビリティは、森林保全などの地球観測データによる環境ソリューションの観点のみならず、衛星開発の現場においても重要な要素です。昨今、スペースデブリ(宇宙ゴミ)問題が特に世間の関心を集めていますが、より実効的には、衛星プロジェクトのライフサイクルすべてにおけるサステナビリティへの配慮が必要だと考えています。そこで弊社は、衛星製造から打ち上げ、運用、そして廃棄に至るまでの各フェーズにおいて、サステナビリティの観点から遵守すべき高い基準を自主的に設定し、“Green Spacecraft Standard”としてまとめました。グリーンな宇宙ビジネスを目指し、これからは業界全体への普及啓蒙活動にも取り組んでまいります。

株式会社アクセルスペースホールディングス
株式会社アクセルスペース
代表取締役CEO 中村 友哉

会社概要

  • 商号
    株式会社アクセルスペースホールディングス
  • 本社所在地
    〒103-0023 東京都中央区日本橋本町三丁目3番3号Clipニホンバシビル
  • 設立
    2020年3月
  • 資本金
    142億9000万円(資本準備金を含む)
  • 事業概要
    小型衛星のワンストップサービス「AxelLiner」、地球観測プラットフォーム「AxelGlobe」の提供。
    小型衛星と関連コンポーネントの設計・製造、打ち上げのアレンジメント、打ち上げ後の軌道上における運用支援、衛星ソリューションの提供までをトータルに手掛ける。

沿革

  • 2024
    MAR-05

    AxelLiner実証衛星PYXISを打ち上げ

  • 2023
    DEC

    シリーズDラウンドにて総額約62.4億円を調達

  • AUG-08

    会社設立15周年

  • JUN

    新経営体制を発表、衛星のライフサイクル全般をカバーする
    サステナブル・ガイドライン「Green Spacecraft Standard」を策定

  • APR

    Space Compassおよび東京海上ホールディングスと資本業務提携契約を締結

  • MAR

    「経済安全保障重要技術育成プログラム」の一環で、
    低軌道衛星間光通信ネットワークシステムの技術開発・実証プロジェクトに参画

  • FEB

    D-SAILがJAXA「革新的衛星技術実証4号機」実証テーマに選定

  • 2022
    DEC

    「第22回JAPAN VENTURE AWARDS」で経済産業大臣賞を受賞

  • APR

    AxelLinerサービスを発表、宇宙機製造アライアンス構築を発表

  • JAN

    AxelGlobe新プロダクトラインナップ発表

  • 2021
    AUG-01

    室町オフィスを本町オフィスに統合(Clipニホンバシビル 1F〜3F)

  • JUN-10

    GRUS衛星5機体制で、AxelGlobe新サービスを開始

  • MAY

    シリーズCラウンドにおいて総額約25.8億円調達を発表

  • MAR-22

    日本初の量産衛星、AxelGlobe向け自社衛星GRUS4機(GRUS-1B,1C,1D,1E)を打ち上げ

  • 2020
    JUN

    D-SAILがJAXA「革新的衛星技術実証3号機」実証テーマに選定

  • 2019
    JUL-17

    日本政策金融公庫から融資による5.5億円の資金調達を実施

  • MAY-31

    AxelGlobeサービス開始

  • MAR-12

    福井県民衛星技術研究組合との福井県民衛星の製造・打ち上げに係る契約締結を発表

  • JAN-18

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)向け小型衛星RAPIS-1を打ち上げ

  • 2018
    DEC-27

    AxelGlobe向け自社衛星GRUS初号機(GRUS-1A)を打ち上げ

  • DEC

    シリーズBラウンドにおいて総額約25.8億円を調達

  • MAY

    室町オフィス稼働開始、本町オフィスと合わせて2オフィス体制に

  • MAR

    「第3回宇宙開発利用大賞」にて経済産業大臣賞を受賞

  • 2017
    JUL-14

    ウェザーニューズ向け超小型衛星WNISAT-1Rを打ち上げ

  • APR

    本店所在地及び事業所を東京都中央区日本橋本町に移転

  • 2016
    AUG

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)との革新的衛星技術実証プログラム小型実証衛星1号機の製作に係る契約締結を発表

  • AUG

    「大学発ベンチャー表彰2016」にて経済産業大臣賞を受賞

  • 2015
    SEP-NOV

    シリーズAラウンドにおいて総額約19億円を調達
    AxelGlobe計画:超小型衛星群による地球観測画像データ事業への参入を表明

  • 2014
    NOV-06

    ビジネス実証用超小型衛星ほどよし1号機を打ち上げ

  • MAY

    ウェザーニューズ向け超小型衛星WNISAT-1Rプロジェクト開始を発表

  • MAR

    シードラウンドにおいて総額3,000万円を調達

  • 2013
    NOV-21

    世界初の民間商用超小型衛星WNISAT-1を打ち上げ

  • 2011
    MAR

    本店所在地及び事業所を東京都千代田区神田小川町に移転

  • 2009
    MAY

    千葉県柏市柏の葉に事業所を設置

  • 2008
    AUG

    株式会社ウェザーニューズと超小型衛星WNISAT-1の製作に係る契約締結

  • AUG-08

    東京都文京区弥生に株式会社アクセルスペース設立

アクセルスペースの事業

サービス

AxelGlobe

弊社の100kg級小型衛星コンステレーション*を用いた地球観測によって、地表で起きているあらゆる事象を高頻度に可視化することができます。
これらを分析することで、地上では取得が難しい、様々なビジネスインサイトにつながります。30ヵ国以上に広がるパートナーとともに、お客様のニーズに応えるソリューションを提供しており、農業や災害監視、報道、環境など、多様な産業分野での活用が広がっています。

*コンステレーション:複数の人工衛星を協調させてひとつのシステムとして動作させること。現在弊社では5機の地球観測衛星(GRUS1)を運用。

AxelLiner

宇宙で観測、通信、実験、サービスや機器の軌道上実証など(ミッション)を行いたいお客様向けに、弊社衛星にお客様は、宇宙でのミッション実現に必要な専用機器(望遠鏡、アンテナなど)の開発・準備に専念することが可能です。
これによって、お客様はかつてない手軽さ、短期間で、宇宙でのビジネスを実現できます。

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経営陣一覧

株式会社アクセルスペースホールディングス

中村 友哉

代表取締役 / CEO

折𠩤 大吾

取締役 / CFO

濵田 牧子

取締役 / CHRO

鎌田 富久

社外取締役

青木 英剛

社外取締役

向井 千秋

社外取締役

杉山 全功

社外取締役

太田 祥宏

執行役員 / CSO

宮川 祐吉

執行役員 / CIO & CDO

  • 監査役
    下村 健一
  • 監査役
    百合本 安彦
  • 監査役
    小幡 映未子
  • 監査役
    原田 誠司
  • サイバーセキュリティプリンシパル
    佐々木 弘志

株式会社アクセルスペース

中村 友哉

代表取締役 / CEO

折𠩤 大吾

取締役 / CFO

深澤 達彦

取締役 AxelGlobe事業本部長

永島 隆

執行役員 Co-CTO(宇宙機技術担当)兼 AxelLiner事業本部長

國母 隆一

執行役員 Co-CTO(情報技術担当)

アクセス

〒103-0023
東京都中央区日本橋本町三丁目3番3号Clipニホンバシビル